15年後、会社員をやめたい会社員の日記

2039年へ向けて、明日の自分に期待しつつ今日もよく寝ます。

桜で思い出すのはレースカーテン

こんばんは。

2日目が終わりました。あと3日間です。3日間終われば週末だッ。

 

■トピック:2039年の自分へ一言

最近、オットがFIREについてちょいちょい話しかけてくるようになったよ。ねえねえ、今貯蓄口座にこれだけ貯まったよ、ねえねえ、NISAの成長投資枠いくらまで入れる?ねえねえ、もうちょっとちゃんとシミュレーションしたらほんとにFIREできるかも、まずは今年の世帯年収再計算しようよ。

すっかり私に感化されてその気になっている。

 

完全FIREよりはサイドFIRE希望です。私は働くの好きだから。オットはなにかあったとき食い扶持がないと心配だから。

 

■トピック:桜の季節が来る

もうすぐ桜が咲きますね。すでにぽろぽろ咲いている木もあります。我が家には桜の盆栽があります。といっても昨年私が拾ってきて素焼き鉢に植えただけのものなので、盆栽感はあまりありません。でもちゃんと蕾がついて膨らんで来ています。

 

夏、会社の清掃活動で雑草に混じって生えていた実生を、おっちゃんと一緒に丁寧に掘り取って帰ってきたなんてことはナイショですよ。

※植栽されたものじゃあないのは確かです

 

桜で思い出す光景といえば。

駅から徒歩10分。築浅でコンパクトなマンション最上階、大きなテレビが置かれたリビングダイニング。南東向きの掃き出し窓に草花の透かしが入った絶妙なグラデーションのレースカーテン。ベランダのすぐ横には大きな桜。

 

その部屋に初めて入ったのは何月だったかな。通うこと数回目。桜が見頃だと思う、今日来たらと連絡を受けて仕事終わりにいそいそと向かえば、風になびくカーテンの透かし模様から、街頭に照らされた桜と吹かれて舞う花びらが見え隠れしている。肌寒くなってきても窓はそのままで、しばらく見入っていました。

 

住人との関係的にちょっとオットには話しにくい。というか話さなくていいことだ。でも、当時仕事も私生活もぼろぼろだった私の一助となってくれた人。当時の気持ちを思いだすと素敵なカーテンとあの桜がすぐそこにあるような気がして、つい思い出話をしそうになります。毎回そっと心の奥に押し込める。

 

住人はもう引っ越しています。もちろんカーテンもね。私ももう引っ越しています。同じ光景は二度と見られないからこそ、思い出補正もかかって綺麗なのかもしれません。何度も見返したくなるような綺麗な景色を思い出にできたこと、思い出にしてくれたこと、良かったと思っています。

 

ではまた。