15年後、会社員をやめたい会社員の日記

2039年へ向けて、明日の自分に期待しつつ今日もよく寝ます。

溢れる世の中で足るを知っていこう

こんばんは。

今日は半分会社、半分通院。しかも勤務中に健康診断もあったのでほぼ仕事進まず。救いとしては健康診断の時間を利用して、時間のかかるPCのバージョンアッププログラムを進めておけたことかな。

 

■トピック:クローゼットは育てるもの

シャツにシミがついてしまった。何かをこぼしたのではない。洗濯終了後から取り出すまで少々時間が経ってしまい、シャツにしてある赤いワンポイント刺繍から色落ちしたらしい。下ろし立てのシャツの裾にぽちんと赤い丸。ウワァーッ。これ今日初めて着たばっかりなのにーッ。ナガノさんの描くくま並に叫んでしまいそうだった。

ついたものは仕方ないのでせっせと漂白する。

 

あ~これサッサと干してあったかいお風呂入りたい〜漂白剤付けたとこもっかいすすがないといけない〜なぜ早く取り出さなかった〜シャツ全体の淡い色で油断していた〜。

 

そんなことを思っては、濡れた布で叩く、乾いた布で叩く、漂白剤を付ける、と繰り返す。すると布をぽんぽん叩く作業と共に雑念が消えていき、最後には「このシャツを綺麗に着たい」気持ちだけが残った。どうしてもまっさらにはならなかったが、元から柄ありのシャツだったこともありなんとか目立たぬレベルに戻すことができた。

 

こんな風に一枚のシャツを大事にするようになったのは結婚してからだ。生活資金と貯金のため服飾費も気に掛けるようになり、独身時代の1/5くらいになったのではなかろうか。今までは汚れた服は部屋着としていたが、部屋着用ではないので着心地はイマイチだ。よってたいして着ずにクローゼットに押し込まれたままとなり、数年後にはシワやらにおいやらで「捨てるか…」となるのがオチだった。今のスタイルだって自分から提案したとはいえ、初めのうちは正直物足らなかった。しかし予算内で納得のラインナップを揃えようと商品を吟味するうち、次第に基準ができてきてやり繰りしやすくなってきている。

 

1シーズン3パターンのコーディネートを組み、過不足アイテムを売ったり捨てたり買ったりする。もちろん予算があるので購入物の数と単価は反比例する。

 

このスタイルがなかなか快適だ。

まずは家の中で何とか使えるものを探すので持ち物の整理ができる。コーディネート考案済みなので、いろいろ買ったのに結局着る服が無いなんて事もない。さらに必然的に今あるものを大事にする意識が生まれ、憧れのていねいな暮らしをしている気分。気分というのは服のメンテナンスを「めんどくさい」と感じる雑念も多いからだ。

 

休日に飲み歩くこともなくなり、切替えのタイミングにちょうど良かったのだと思う。大事なものが並ぶクローゼットは、眺めてもモヤモヤしない。生活に馴染んだ服はお気に入りと同じような存在で、つい手に取りたくなる半面、なるべく長く保ってくれと思う。しかしそこはプチプラ。諦めがつきやすいのも素晴らしい。

 

安くても新しいものはぱっと見て分かる。逆にいくら高価でいくら気に入っていても、気に掛けてやらなければ清潔感が失われることもある。周囲への印象は自分ではわからないので、服の回転サイクルを保つことで清潔感を保とうという意図が今のスタイルにはある。

 

■コーナー:2039年の自分へ一言

どうでしょう。この服飾スタイルと足るを知る訓練、サイドFIREになかなか役立ってませんか?

 

ではまた。